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バチカンの部分のみに貴金属を使用しており、重量を合わせる為に内部に
タングステンと思われる金属を使用している。外側のパーツは白銅系の
金属を使用しているため分解して持ってみると非常に軽い。
また、バチカン部分に使われている石と、中央の青い石はともにダイア
サファイア(天然か合成か、は不明）を使っており非常に分かり辛く造ってある。
【判別のポイント】
竜の飾り物の部分や枠にメッキをかけているため、プラチナに比べ白が強く
見える。また、このような不自然に大きいもの、デザイン的にバランスの取れて
いないものに関しては、一箇所だけでの検査で判断しないことが重要。
バチカン以外の部分を試金石で検査すると、硝酸に反応して消える。
ドリルで穴の開けてある内部の金属（画像三枚目の上段中央）は、比重値16.5～
17.0とPT850に近いため勘違いしがちだが、普通貴金属にドリルで穴を開けるよう
な加工はしない。