偽物情報
江戸時代の小判(贋作品)2007/07/27
重量 | (A)8.93g(B)8.81g |
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サイズ | (A)タテ54.0mm、ヨコ29.2mm、厚み0.5mm (B)タテ63.6mm、ヨコ28.8mm、厚み0.6mm |
刻印 | - |
色調 | 金色 |
比重値 | - |
X線分析値 | - |
硝酸反応 | - |
コメント
安政小判は安政6年(1859)に鋳造された小判で、重量は8.97g、品位は金570銀430の金銀合金です。裏面右上に「正」の刻印があります。天保小判と比べると金品位はほぼ同じですが、開国を意識して金の量を20%ほど減らしてます。仲間相場は40~60万円程度と金の使用量の割には高価なものです。
(A)はかなりうまく出来ていますが、刻印やござ目が真正品に比べて微妙な違いがあります。(A)と(B)ではかなり異なる刻印を使用して作成されています。(B)は後世の職人が趣味で作った玩賞品(ファンタジー)と呼ばれるものもようです。(B)は一般の人でも分かるかと思われます。
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