偽物情報
江戸時代の大判(贋作品)2007/07/26
重量 | 111.67g |
---|---|
サイズ | タテ132.0mm、ヨコ82.0mm、厚み1.6mm |
刻印 | - |
色調 | 金色 |
比重値 | - |
X線分析値 | - |
硝酸反応 | - |
コメント
万延大判は万延元年~文久2年(1860~1862)に鋳造された大判で、112.40g、品位は金344、銀639、その他17、素材は銀が金を大きく上回る8金程度の合ってます。
墨書きは第十七代・後藤典乗です。万延大判には、ござ目の制作方法により「たがね打ち」と「のし目打ち」の2種類があります。万延大判の仲間相場は150~250万円程度ですが珍重されています。
写真はその「たがね打ち」の贋作品で刻印や書体など、なかなかの出来栄えです。
判がかなり汚れているのに対し、墨書きははっきりしすぎているほか、判そのものも真正品と異なっています。
※転載禁止。無断使用者に対しては法的措置を採る場合があります。
Copyright © 1998- NET JAPAN all rights reserved.