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2011年11月、広島市内の買取店に持ち込まれた925刻印入りのメッキペンダントです。

フック式留め金部分に【925】刻印がありますが、スターリングシルバー（銀92.5％）
にしては表面の色合いに違和感がありました。
表面を削り、X線分析検査の結果、銅61%、ニッケル32%、残りは亜鉛で、
銀の含有は検出できませんでした。

ペンダントヘッドやチェーンパーツにクリスタルが配してあります。
大振りのペンダントヘッドは、中身が中空、ダボ式の合わせを接着剤で
とめているだけです。

判別方法は、硝酸を用いれば容易です。
銅が主成分なので硝酸検査で銅の特徴である緑色反応を示します。
※銀では、緑色反応は無く、表面が白く変色するだけです。