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2012年1月に関西地区で発見されたK18刻印入りのタングステン板です。
板上辺の切れ込み(写真4枚目)は、検査の為にヤスリで削ったものです。
フチの表面は金地金（約1～1.5㎜）で取り巻かれており、削り口の奥に
タングステンが確認できます。

特徴は、タングステン表面に銅の厚メッキを掛け、フチを金地金（約1～1.5㎜）で
取り巻いており、ロウ付けした部分にロウ目が見えます。
フチをルーペでよく見ると、金地金とメッキの微妙な色合いの違いが判ります。

持ち込んだ人物は、40代の中肉中背の男性で、買取の際かなり急がせたそうです。
一般消費者のお客様で急かされる場合は、詳細な検査を避ける目的がある場合もあり、
注意して慎重な対応が必要かと思われます。