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2012年4月4日に九州地区の買取店に持ち込まれたK18刻印入りのタングステン
ペンダントトップです。
タングステン素材の上に金色のメッキを掛け、裏面にあるK18刻印はレーザー刻印の
ようです。

タングステンは比重が重い素材で、金と比重が近いことから金の偽物に
多く使われます。
比重計より試金石での判別が有効です。

また非常に硬い素材なので、ヤスリなどでも表面に傷をつけられない特徴があり、
持ち主の了承があれば、ヤスリで表面を削り傷がつくか等の判別方法もあります。

今回全く同じ品を二個セットで持ち込まれました。
また、同じ日に同じ商業施設に入った他の買取店にも同様の偽物持ち込みが
あったとのことです。

持ち込んだ人物は30代半ばの水商売風の男性で、提出された身分証明書は
健康保険証でした。
買取の為に店舗スタッフが金性を確認していたら「早く」とせかされたそうです。
詐欺的な偽物を持ち込む人物は、偽物とバレないよう検査や査定中に
せかしたり、煽りプレッシャーを掛けてくる事例も多くあります。

■2012年4月5日に仙台市内の買取店にも同じ品が持ち込まれたとの情報が
寄せられております。