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インドは特需により堅調、中国も昨年同時期推移、香港は低調 | ダイヤモンド市況概況|金・プラチナ・銀・パラジウム・ダイヤモンド・宝飾品・ブランド時計の総合商社「ネットジャパン」

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ダイヤモンド市況概況

インドは特需により堅調、中国も昨年同時期推移、香港は低調2012/11/20

◆インドではDiwali休暇及び結婚シーズンにおける特需により研磨石取引、小売共に堅調である。SIメインの外国人バイヤーに対して、地元のバイヤー によるVS、VVSの需要も見られる。為替レートは引続き不安定な状況。原石市場は静かで、多くの研磨工場は11月末までクローズの予定。

◆中国では例年通り同時期の小売、卸売が堅調に推移。ネット販売の増加が見られるものの、宝石商は昨年同様の売上げを予想している。また、需要期である2 月10日の旧正月に目が向けられ、クリスマス向けの準備が遅れている模様。バイヤーの仕入対象は引続き0.3ctから0.7ct及び1ctのG-H、 VS-SI商品だが、東南アジアではあまり人気の無かったファンシーシェープへの関心が高まっているとのこと。

◆香港マーケットは主だった事もなく低調。バイヤーは必要商品を探しているが、需要が多い良質で値頃感のあるVS~SI1は供給不足気味。また、景気の悪 さを反映してか、黄色系であっても良質なものであれば多少人気がある。インド人バイヤーはDiwaliの為、休暇のバイヤーが多数。なお、周大福はアルロ サと2年間のラフ調達契約を締結したとのことで、従前はスポット取引であった。

◆その他関連ニュースは、WGCが発表した本年度第3四半期の金需要は、数量で前年比11%減、金額で14%減。平均単価がUS$1652/オンスで、同 3%ダウンであった。尚、宝飾向需要は、全体で金額5%減。中国では金額で8%減であった。また、GIA東京ラボは12月3日開業。 0.15-2.99ct.D-Zダイヤをグレーディングする(上記以外は国外で)。TDE会員には先行して11月20日から受付ける。

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