ダイヤモンド市況概況
HPHT合成メレーダイヤ増加2018/08/21
◆GIAニューヨークセンターのメレー分析サービスに9.67ct、1,102pが持込まれた。
1pのみ天然ダイヤモンドで1,092pがHPHT合成、他の9pは検査基準を満たしておらず評価対象外。
合成メレーダイヤは明らかに増加している。
◆インド:IIJSショーに続き取引は比較的静か。
研磨石の取引が鈍化する中、ゴールド及びダイヤモンドジュエリーの需要は底堅い。
小売業者は軽量のゴールドとファンシー・シェープ ダイヤモンドなど、低価格帯の商品を探している。
倒産の噂が流れておりディーラーは慎重。
研磨業者は第4四半期を前に、一定の生産量を維持している。
◆香港:ディーラーは弱い人民元と高い研磨石価格に適応しており、香港市場が改善。
最近の株式市場の落ち込みは、消費者の購買意欲を低下させている。
0.30-0.50ctの注文が安定しており、Dossier需要が堅調。
地元需要の変化を反映し、色甘商品の人気が高い。
9月の香港ショーへの期待が高まっている。
◆RapNet Diamond Index(D-H、IF-VS2) は下落傾向。
ベストプライスは3.0ctが2.3%上昇、他はすべてやや下落。
平均価格は0.5ctのみ0.2%上昇、1.0ct、1.5ctは変わらず、他はすべて下落。
Rapaport Diamonds.netより、一部抜粋