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香港は3月の香港ショーに向けて動き、中国のダイヤモンドの需要は改善、インドは価格差が拡大しバイヤーは仕入に慎重 | ダイヤモンド市況概況|金・プラチナ・銀・パラジウム・ダイヤモンド・宝飾品・ブランド時計の総合商社「ネットジャパン」

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ダイヤモンド市況概況

香港は3月の香港ショーに向けて動き、中国のダイヤモンドの需要は改善、インドは価格差が拡大しバイヤーは仕入に慎重2013/01/22

◆香港ローカルマーケットは静かだが、3月開催の香港ショーなど旧正月の先を見据えた仕入の動きも見られる。VS-SIレンジは底堅い需要があり供給不足の状況である。
USドル為替相場は円安が更に進行し90円を挟みもみあっている。対香港ドルもUSドル高で推移している。
一方、人民元は小康状態で、インドルピーはわずかにドル安傾向。

◆2月9日から始まる旧正月に伴う大型連休に向けダイヤモンドの需要は改善しているが、小売り業者は仕入に慎重で投機的な買いは見られない。
0.30-0.40ct及び1ctのD-H、VS-SIの商品が堅調に推移する中、販売促進用にK-Mカラーの商品需要が増加している。
今年は2012年よりも改善されるとの期待が大きいが、引き続き市場は厳しい状況との見方が大勢である。
中国政府発表の2012年国内総生産(GDP)の実質成長率(速報値)は7.8%で、アジア通貨危機の影響で落ち込んだ99年(7.6%)以来13年ぶりに8%を割り込んでいる。
政府目標(7.5%)は上回ったものの、欧州債務危機の影響で輸出が低迷したことが影響し2011年(9.3%)から大きく鈍化した。
今後の成長率が安定的との見方と懐疑的な見方があり注目される。

◆インドは研磨石の供給不足に伴い需要薄で取引が抑制された状況下、供給元との価格差が拡大しバイヤーは仕入に慎重な様子。
中国等でのVS-SIの「dossier」需要が堅調に推移しているもの、外国人バイヤーは非常に少ない。
原石の供給量が減少しているが、市場を維持するのに十分であるため取引は限定的。
ディーラーはSIなど、よりクラリティの低い商品を対象とした原石を求めている。
研磨業者は減産体制を継続したまま変形ものの生産にシフトしている模様。

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