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香港は引き続き様子見状態、中国は取引はやや改善し国慶節に期待、インドはルピー下落の影響が大きく需要を圧迫 | ダイヤモンド市況概況|金・プラチナ・銀・パラジウム・ダイヤモンド・宝飾品・ブランド時計の総合商社「ネットジャパン」

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ダイヤモンド市況概況

香港は引き続き様子見状態、中国は取引はやや改善し国慶節に期待、インドはルピー下落の影響が大きく需要を圧迫2013/08/27

◆香港のバイヤーは9月の香港フェアまで様子見状態で取引には慎重な状況。 今後の更なる価格低下を懸念しており、緊急性のある商品のみの仕入れに留まっている。 0.3-0.5ct、VS-SIの商品需要が堅調。 0.60-0.90ctの動きは鈍く、2ct以上の大粒石の需要も比較的弱い。

◆中国での取引は過去数週間の静かな時期を過ぎやや改善している。 まだ非常に少ないものの、在庫補填のために多量の買い付けを行う会社もある。 サプライヤーは、10月1日の国慶節に伴う大型連休に向け小売業者が販売準備に入ることにより市場が活性化することを期待している。 バイヤーは、香港フェアでの価格動向に注視している状況。 1ct、D-H、VS2-SI1の商品に安定した需要が見られる。 サプライヤーは、市場改善のためより高い価格での販売を試みている。

◆インドではルピー下落が国内のダイヤ及び宝飾品需要を圧迫している。 小売業者は金価格及び金輸入税上昇が新たな懸念材料となっている。 IIJSショーでの市場心理の高まりは続かず、追加注文も予想より少ない状況。 ムンバイでは外国人バイヤーが継続的に商品を探しており、ダイヤの輸出は比較的堅調。 GIA Dossier付の0.30-0.50ct, I-, VS-SIの需要が底堅い。 原石の取引は安定している。 インドルピーは最安値65.56Rsをつけたが、63Rs台で終わる。

◆今回、Rapaport価格に変更なし。

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