ダイヤモンド市況概況
香港市場は旧正月のためクローズ、インド市場は不安定な為替レートにより鈍化2015/02/24
◆香港市場は中国の旧正月のためクローズ。
多くのトレーダーは今週の中頃には休暇から戻り、3月の香港ショーの最終準備に入る予定。
◆インド市場は不安定な為替レートが影響し鈍化傾向。
全体的にダイヤ需要が弱含みのため、地元ダイヤ業者の香港ショーへの期待は低い。
研磨業者の減産が加速し、GIA への鑑定依頼が減少している。
オーバルやペアなどのファンシーシェイプの需要が堅調。
ALROSAの原石契約販売価格下落の報告を受け、2月のDe Beers サイト(2/23-27開催)での価格動向が注視されている。
◆2/18付のRapNet Diamond Index(D-H,IF-VS2前月比)は高安まちまち。
平均価格は0.5ctが-2.2%、0.3ctが-1.9%、3.0ctが-1.6%となったが、他は-0.7%~-0.2%などと若干のマイナスに留まった。
ベストプライスは2.0ctが0.8%、1.0ctが0.5%、0.5ctと1.5ctが0.1%のプラスとなったが、先週に続き3.0ct(-3.5%)、0.3ct(-2.5%)が下げ幅高めの値となっている。
Rapaport® Diamonds.Net「Market Comments 2/19/2015」等より一部抜粋