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消費者需要が低価格帯に移行、米国需要低迷でも研磨量増加 | ダイヤモンド市況概況|金・プラチナ・銀・パラジウム・ダイヤモンド・宝飾品・ブランド時計の総合商社「ネットジャパン」

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ダイヤモンド市況概況

消費者需要が低価格帯に移行、米国需要低迷でも研磨量増加2017/01/31

◆中国のジュエリー市場、春節による活性化を期待。

米国の需要低迷にも関わらず、研磨量が増加。

De Beersサイトは予想された7.2億ドルを上回り原石価格が上昇、研磨業者の利益が圧迫されている。

◆インド:不透明なダイヤ価格にバイヤーは不安を感じており、研磨石の取引に慎重。

増産体制の中、需要の高い商品は品不足。

デビアスの大規模なサイト後、香港のショー(2/28)開催に合わせ研磨石価格の上昇が予測される。

市場は高額紙幣廃止政策に適応し始めたが、資金繰りが厳しい中小企業は依然として慎重。

0.30-3ct、D-H、SI、RapSpec A3+ ダイヤモンド需要が堅調。

◆香港:ほとんどの企業は、旧正月のため休暇を取っており市場は静か。

春節を前に1〜5 ctの大粒石の個別注文があるが、消費者需要を見極めたい状況。

香港での小売は依然として低調だが、中国本土に関しては楽観視。

消費者需要が低価格帯に移行、0.30 -1 ct.、G-J、SI、RapSpec A3+ ダイヤモンドが人気。

◆1月25日付のRapNet Diamond Index(前月比、D-H,IF-VS2)は、ほぼ全面安。

平均価格は+0.3%となった0.3ctを除き全サイズで下落。

3.0ctと1.0ctの-2.6%をはじめ、0.5ctが-2.5%、2.0ct-2.4%、0.7ctが-1.7%、1.5ctが-1.0%と下落率が高い。

ベストプライスもほぼ全面安。

3.0ctのみ+1.6%となったものの、0.5ctの-2.8%を筆頭に1.5ct、1.0ct、0.7ctが揃って-1.6%、2.0ctが-1.4%、0.3ctが-0.5%となった。

◆De Beers、2016年の販売量は前年比50%以上の増加。

原石価格の下落と研磨石在庫枯渇による需要回復により同社の昨年の原石販売は3,200万ctとなり、供給過剰と価格上昇により需要が急落した2015年の2,060万ctと比較し50%以上増加した。

カナダ新鉱山のGahchoKuéでのフル生産を反映し生産量は10%増加、過去3ヶ月の原石販売量は800万ctに倍増した。

Rapaport@Diamonds.Net「Market Comments 1/26/2017」等より一部抜粋

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