ダイヤモンド市況概況
Rapa価格、0.01-0.17ct上昇、大手研磨業者はほぼフル稼働状態2017/03/21
◆RAPAPORT Price 0.01-0.17ctが上昇。
一部IF-VVSを除き、ほぼ全てが上昇した。
今後、他のサイズに変化が出てくるのかが注目される。
◆香港:香港ショー以降、市場心理が改善。
サプライヤーは低価格品を大量に販売している。
0.30-0.70ct、1-1.50ct、D-L、VS2-SI2需要が堅調。
独立小売業者は無色ダイヤの販売が伸び悩む中、色石とファンシー・カラー・ダイヤの需要の高まりに注目している。
中国では旧正月の時期でもあり第1四半期の宝飾品売上が好調。
◆インド:ディーラーは香港ショー以前よりも楽観的。
米国需要は安定しており、中国での需要は堅調に推移している。
SI2の動きが良く、GIA dossier需要が良好。
サプライヤーは研磨石の大量生産が、より良質のRapSpec A2+ ダイヤの不足分を補填することを望んでいる。
大手研磨業者はほぼフル稼働状態。
原石取引が安定している。
◆3月15日付のRapNet Diamond Index(前月比、D-H,IF-VS2)は、香港ショー後やや改善している。
平均価格は0.7ctが-1.3%、0.5ctが-1.2%、2.0ctが-0.8%、1.5ctが-0.4%と依然下落傾向が続いており、他は微増微減。
ベストプライスは0.7ctが-1.8%、2.0ctが-0.3%と弱含みで、他は微増。
Rapaport@Diamonds.Net「Market Comments 3/16/2017」等より一部抜粋