ダイヤモンド市況概況
香港での小売り好調、研磨業者の稼働率60~80%2017/12/05
◆インド:市場は安定しているが、Diwali以降やや控えめな状況。
中国からの注文を満たすため、外国のバイヤーはムンバイで商品を探している。
0.30~0.50ctと1ctのG-J、VS-SI GIA dossier需要が堅調。
研磨業者は工場を維持し利益率を高めるため、小粒石の生産に移行している。
ワーカーがDiwali休暇から戻り、工場の稼働率は推定60~80%に上昇。
◆香港市場は小売売上が好調のため楽観的。
B2C Hong Kong International Jewelry Manufacturers' Showは、多くのディーラーが出展者ではなくヴィジターとして参加しており、週末の売上に期待が寄せられている。
安定した需要がある1ct、G-H, VS-SI, RapSpec A2+ は品薄状態。
GIA Dossier付商品の売行き好調。
宝飾業者はクリスマス・中国旧正月に向け準備を進めている。
◆RapNet Diamond Index(D-H、IF-VS2)は、弱含み。
ベストプライスは、3ctが+1.8%、0.7ctが+0.3と上昇、他は微減。
平均価格は、3ctが+1.0%、0.3ctが+0.4となり、他は微減または変わらず。
Rapaport Diamonds.netより、一部抜粋