ダイヤモンド市況概況
モバイルでのダイヤモンド販売が急増2017/12/12
◆ダイヤモンド市場は楽観的だが、研磨石の価格は弱含み。
1ct、D-F、IF-VVS商品需要が減少、11月のRAPIは-0.9%と鈍化。
モバイルデバイスでのダイヤモンド販売が急増、ホリデーシーズンがプラス思考を牽引。
小売業者は、ノートパソコンから店舗に顧客を誘導する方法を模索している。
◆インド:米国と中国の需要に支えられ市場心理が改善。
研磨業者は工場維持のため、需要のある小粒石の必要十分な量の確保に着目している。
研磨量は工場の生産能力を下回っており、休日用の注文が満たされると在庫量は徐々に減少。
カッターは第一四半期の販売増加への準備を進めており、原石需要は安定している。
◆香港:ディーラーやジュエラーの売上が増加、市場は安定している。
0.30〜1ct、G-H、VS-SI(3EX、蛍光性なし)の需要が堅調。
B2C香港ショーでディーラーの受注は少量に留まる。
中国の旧正月での小売期待が高まる中、宝飾業者は中国での事業を拡大している。
◆RapNet Diamond Index(D-H、IF-VS2)は、弱含み。
ベストプライスは、0.3ct、0.5ctのみ微増、他は微減。
平均価格は、1.0ct、1.5ct、3.0ctが微増、0.3ctが横ばい、他は微減。
Rapaport Diamonds.netより、一部抜粋