ダイヤモンド市況概況
低価格帯への需要加速、研磨業者は小粒ダイヤの研磨に移行2018/01/23
◆インド:GIA dossier付VS-SI及びG-J、SI1-I1のGIAレポート付ダイヤ需要が良好、取引は上向き。
中国と香港のバイヤーの仕入れは積極的。
ディワリ以降、研磨石の生産量減少に伴い一部商品が品薄状態。
多くのカッターが小さなサイズの研磨に移行している。
原石需要が堅調。
◆香港:研磨石の価格が堅調に推移、取引は安定している。
GIA付RapSpec A2+ (3EX, 蛍光性無し)、0.50-2ct、D-G、SI需要が堅調。
中国の旧正月での販売、特にハイエンド商品への販売期待が高まっている。
中国の一人っ子政策により花嫁が不足する中、大きくより良質なダイヤモンドの購入は花婿としての立場を優位にしている。
カスタムジュエリーの人気高まる。
◆RapNet Diamond Index(D-H、IF-VS2)改善。
ベストプライスは、3.0ctが-0.6%と下落率が緩和、他はすべて上昇。
平均価格は、0.3ctが14.9%、0.5ctが10.2%、0.7ctが5.8%、1ctが3.9%、1.5ctが2.5%と上昇、他は微増。
Rapaport Diamonds.netより、一部抜粋