ダイヤモンド市況概況
0.3-0.5ct、RAPI平均価格大幅下落2018/03/06
◆中国旧正月以降、市場心理は好転。
0.30-1ct、G-J、VS-SI、RapSpec A2+ダイヤモンドの価格が底堅く、需要が堅調。
18億ドルの詐欺が疑われるNirav Modi-Gitanjaliへの8.1億ドルの未払い貸付金が新たに発覚、インドの消費者および銀行は警戒を強めている。
A.Jaffe、Firestar Diamond、Fantasyは会社更生法の適用を申請する。
インドの1月の輸出は29%増の21億ドル、原石輸入は14%増の14億ドル。
◆米国:ニューヨークでの取引は安定しており、多くのサプライヤーが香港ショーに出展した。
高品質(3EX、蛍光性なし)のVS-SI製品が品薄状態。
テーブルにインクルージョンの有る低品質ダイヤが供給過剰。
0.30-2ct、G-J、VS2-SI2に安定した需要がある。
夏の結婚シーズンを前に、小売市場は季節的に静か。
◆ベルギー:米国と欧州の受注を背景にディーラーは楽観的。
香港ショーの開催期間中、アジアの需要が改善。
0.30-1ct、G-J、VS-SIの売行き好調、3ct、G-H、VS、3EX需要も堅調。
原石取引は安定している。
ベルギーの1月の輸出は29%増の8.13億ドル、原石輸入は14%増の11億ドルとなった。
◆RapNet Diamond Index(D-H、IF-VS2)平均価格下落。
ベストプライスは僅かに上昇。
平均価格は2.0ctのみ0.9%と上昇したものの他はすべて下落。
特に、0.3ctが-6.9%、0.5ctが-6.0%と下落率が大きい。
Rapaport Diamonds.netより、一部抜粋