ダイヤモンド市況概況
銀行融資引締めによりダイヤ価格下落の可能性2018/04/17
◆米中貿易戦争が起きると人民元の切下げにより中国国内でのダイヤ価格が上昇するとの懸念から、
中国人ディーラーは仕入れを強化している。
◆インド:米国とアジアのバイヤーが市場を牽引。
0.30-0.60ctと1ct、J-M、I1-I2需要が堅調。
大きな与信枠を持つ研磨業者は、銀行の厳しい監視に直面しており、在庫調整のため価格を下げる可能性がある。
Bharat Diamond Week(4月23日〜25日)に取引が改善すると期待されている。
◆香港:先月の香港ショー以降、取引はやや鈍化しているが一年前よりは良好。
GIA Dossier付商品の動きが良い。
2-3ctのI-Mなどローカラー商品の受注が安定している。
観光客の消費増大及び雇用の改善は市場心理を牽引する。
中国元の下落は観光客の消費減少につながる。
◆RapNet Diamond Index(D-H、IF-VS2) 、平均価格やや下落。
ベストプライスは0.3ct、0.5ct、0.7ct、1.0ctがやや上昇、1.5ct変わらず、2.0ct、3.0ctがやや下落。
平均価格は0.3ctが-2.4%、0.5ctが-0.8%、1.0ctが-0.1%、1.5ctが-0.4%と下落、0.7ct、2.0ct、3.0ctがやや上昇。
Rapaport Diamonds.netより、一部抜粋