ダイヤモンド市況概況
周大福増収増益、香港・中国本土の小売改善2018/06/12
◆JCKショーは参加者が少ないと見られていたが取引は堅調。
大手ジュエリーブランドや独立系企業は小売環境に順応、2018年の成長を望んでいる。
サプライヤーは1ct upの価格を維持している。
De Beersの合成ダイヤモンド販売への参入はJCKショーで大きな話題となり、業界は困惑している。
Forevermarkはオンライン販売でのオムニチャンネル戦略を発表。
周大福の会計年度の売上高は75億ドルで15%増、利益は5.36憶ドルとなり33%増加した。
◆インド:5月の夏休みが終わり、ディーラーがラスベガスから戻ってきているが、取引はスロー。
研磨量は安定しており、研磨石の在庫量が増加。
GIA dossier需要は堅調、メレーはやや弱い。
研磨業者はタイトな利益率を懸念している。
◆香港:ダイヤモンド取引は静か。
サプライヤーは6月の香港ショーに向け準備を進めている。
香港と中国本土の小売環境が改善。
周大福は中産階級やミレニアル世代の増加、都市化が進むことにより消費者の嗜好が変化することを指摘している。
◆RapNet Diamond Index(D-H、IF-VS2) 、ポインター価格わずかに上昇。
ベストプライスは先週同様大きな変化無し。
平均価格は0.3ctが2.5%、0.5ctが2.4%、0.7ctが1.3%とポインター価格がわずかに上昇。
Rapaport Diamonds.netより、一部抜粋