Ag1000インゴット(銀純度99.99%)
銀のインゴットは、貴金属の取引所では30Kgのラージバーで売買されます。(金は1Kg、Ptは500g、銀30Kgを単位としています。)
銀地金を購入・売却する際には、世界中どこでも売買が出来るグッドデリバリーバーが有利です。
これは日本で唯一の公設貴金属市場である東京商品取引所が定めた受け渡し供用品指定ブランドで、すべて純度99.99%以上の品位と定められています。
インゴットには、必ず【シリアルナンバー(製造番号)、ブランド名、重量表示、精錬業者マーク、品位(千分率)】の刻印があります。
詳しくは、【世界中で通用する国際ブランドの地金をご提供します。】にご説明コーナーを設けておりますので、そちらをご参照下さい。
Ag1000(銀純度99.9%~)
酒器や茶器、小判、指輪や仏像等幅広く用いられます。
銀は、時間が経つと空気中の酸素で硫化反応を起こし黒変します。
これを銀の味わい深い風情として捉えた古美という仕上げ方法がありますが、ほとんどは黒変を防ぐために酸素と反応しないよう表面にロジウムメッキやクリヤー樹脂コーティングなどを施している場合が多いようです。
Ag950(銀純度95.0%)
トロフィー、カップ、盾、指輪、ネックレス、紳士用装身具、喫茶道具、カトラリーに多い素材です。
トロフィーや入賞カップ、盾は勝利の証であり、常に光を反射して輝いている必要があります。
そのため輝きが失われて黒変しないようクリヤー樹脂コーティングなどが施されています。台座がついたトロフィーなどは、本体と台座を接続している棒やネジが鉄や他の合金であることが殆どですので、この部分は銀の買取重量から引く必要があります。
Ag925(銀純度92.5%)
広く様々な製品に使われて【Ag950】よりも強度と耐久性に優れアクセサリーとして一般的な品位で、Ag925の他にSTERLINGやSterling Silver、SILVER925と刻印されています。
Ag900(銀純度90.0%)
【Ag950】や【Ag925】とほぼ同様な製品に使われています。
耐久性から各国の銀貨がこの配合であったためにコインシルバーと呼ばれることもあります。
フランクリン1/2ドル銀貨【Ag900】