ロシアは、パラジウムの主な産出国であるためパラジウム貨(Pd999)も発行しています。
ロシアのパラジウム貨の詳細情報は、【世界のコイン】からご覧頂けます。
パラジウムは、宝飾品としての加工が難しいことから、宝飾品では主に割金として脇役の存在でした。
2008年前後のプラチナ地金の高騰を受けて、当時手頃(2008年12月1g560円前後)であったパラジウムを宝飾品として加工する技術も研究されるようになりました。
2010年前後からデパートの宝飾品売り場などでも、パラジウムジュエリーの結婚指輪などを見かけるようになりました。
その頃、日本パラジウム協会も設立されましたが、誠に残念ながら2013年に日本の事務所は閉鎖されました。
プラチナと同じ白金族で消費者にとっては、結婚指輪などでプラチナ以外の選択肢を増やす存在でしたが、近年は大きく値上がりして今ではプラチナに追いつきそうな勢いです。
パラジウム相場10年の価格推移チャート
過去10年のパラジウム相場の推移をチャートで見ると、2008年の400円台後半から大きく値上がりしています。金・プラチナ・パラジウムを比較すると値上がり率が最も大きくなっています。
※【過去の価格チャート】で直近の推移をご覧いただけます。